花型の猫用爪とぎポール

猫の爪とぎ、高さは何cm必要か。測ってから買う

爪とぎを買ったのに使ってくれない。原因のかなりの部分は、サイズが合っていないことです。とくに縦型は、高さが足りないと見向きもされません。

買う前の5分で測れます。

先に結論

  • 縦型の基準は「猫が伸びをしたときの前足の高さ」。商品の高さではなく、うちの子の高さで決めます
  • 成猫だと60〜70cmが目安。体格の大きい子はもっと要ります
  • 30〜40cm程度のものは、床に置いて前かがみでとぐ用です。壁で立ち上がってとぐ子には足りません
  • 横型は体長がすっぽり収まる長さ。45cm以上が目安
  • そして高さより大事なのは「グラつかないこと」です

測り方

いま壁やソファでといでいる場所を見てください。爪の跡がいちばん高いところが、その子が伸びたときの高さです。メジャーを当てて、床からの距離を測ります。

まだ壁でといでいない子なら、こうします。

  1. 猫が伸びをする瞬間(寝起きが狙い目です)を待つ
  2. 前足の先がどこまで届いているかを見て、壁に指で印をつける
  3. あとで測る

この高さ、あるいはこれより少し高いものを選びます。同じ高さぴったりだと、思い切り伸びたときに足りません。

目安の数字

子猫(〜6ヶ月) 30〜40cm。ただしすぐ足りなくなります
成猫(一般的な体格) 60〜70cm
体の大きい猫(メインクーンなど) 80cm以上

子猫のうちに小さいものを買うと、半年で買い直しになります。最初から成猫サイズを買っておくほうが結果的に安いことが多いです。

30〜40cmのポールは何のためにあるのか

ここを誤解している方が多いので、はっきり書きます。

高さ30〜40cm程度のポールは、「立ち上がって伸び切る」用途には足りません。成猫が本気で伸びると60cmを超えるからです。

ではどう使うのかというと、床に置いて、前かがみの姿勢でとぐタイプです。猫は必ずしも全身を伸ばしてとぐわけではなく、軽く前足を掛けてガリガリやることも多い。その用途なら十分に働きます。

逆に言うと、いま壁で完全に立ち上がってといでいる子には、この高さでは代わりになりません。その場合は、

  • もっと高い縦型(60cm以上)を探す
  • あるいは壁側を守る方向に切り替える(とがれている壁面にシートを貼る)

のどちらかになります。後者は「とがせない」ではなく「とがれても壁が傷まない」という発想です。壁でとぐこと自体を許容できるなら、こちらのほうが現実的な場合もあります。

横型・鉢型のサイズ

横にとぐ子の場合、基準は体長です。前足を伸ばした状態で体がはみ出さない長さが要ります。一般的な成猫なら45cm以上。

鉢型(ボウル型)は、爪とぎと寝床を兼ねられるのが利点です。直径35〜40cmあれば、多くの猫が中で丸くなれます。置き場所を二つ取られずに済むので、部屋が狭い場合に効きます。

高さより大事なこと

数字の話をさんざんしておいてなんですが、実際にはサイズより「安定しているか」のほうが効きます。

猫は爪をとぐとき、体重をかけて引きます。グラついたり倒れたりするものは、一度で見切られます。そして一度怖い思いをすると、二度と近寄りません。

  • 土台が重いか、広いか。軽いポールは倒れます
  • 壁や家具に寄せて置く。背面が支えになると安定します
  • 床に滑り止めを敷く。フローリングだと土台ごと滑ります

市販の爪とぎが使われない理由として、実は「サイズが合わない」より「グラつく」のほうが多いかもしれません。

この記事で触れた商品

この3点は部屋を傷つけないページにまとめています。当店では2点以上のご購入で自動的に10%OFFになります。

置き場所の決め方はソファで爪をとぐ猫の記事、塞いだあとに別の場所へ移った場合はこちらの記事をどうぞ。

まとめ

  • 縦型は「うちの子が伸びをした高さ」で決める。壁の爪跡の一番上を測る
  • 成猫の目安は60〜70cm。子猫サイズを買うと半年で買い直し
  • 30〜40cmは床置き・前かがみ用。立ち上がる子には足りません
  • 横型は体長が収まる45cm以上
  • グラつかないことが、サイズより効きます

※本記事は一般的な情報の整理です。猫さんの体格や性格によって合うものは異なります。実際にご購入の際は、商品ページの寸法と設置場所を必ずご確認ください。

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